質問者：上海駐在夫婦 sayaqoo ￥800
いつも中国から拝見してます。今中国に駐在している夫婦です。時々中国についてコメントされてますが、今後の中国についてどう思いますか？
元動画：日本は出来ない理由を探す人が出世する。La Divineを呑みながら 2024/05/16 J20
https://www.youtube.com/watch?v=yvMHiQfZ11I
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え、いつも中国から会見してます。今、中国に駐在している夫婦です。時々中国についてコメントされますが、この中国についてどう思いますか？もう全然発展し続けるんじゃないですか。
民主主義は結構バグがあるので、例えば日本では「調子が良くないよね、なんとか子供を増やした方がいいよね」とふわっと思っている人が多いんですけど、でもそのために社会保険料を上げないようにするとか、高齢者医療を見直そうと言うと、「いやいや、それはできないよ」となっちゃうんですよ。
なので、短期的な物事で決めてしまうので、長期的に必要だという判断ができないんですよね。これは民主主義ってそういうものなので、資本主義自体もそうです。つまり、めちゃめちゃ儲かる会社をみんなが出資して、その結果、会社が売上を上げて、広告宣伝費などで「この会社いいよね」となり、商品が集まってしまうので、結果として大企業のグローバルなところがどんどん売上を上げ続けるんですよ。
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これが資本主義と民主主義の問題で、超えられないんですよ。資本主義と民主主義は一緒だと思っていて、付加分だと思っています。結局、政治家が当選するためにはお金が必要で、そのために自民党なら経団連から献金を受けるわけです。大企業からお金をもらっている組織の方が選挙に勝ちやすいので、政党はお金をもらっているところが強いです。
共産党が強いのは、共産党を支持している人が共産党の新聞を買って、その結果、新聞の購読料が共産党に回っているからです。共産党は政党助成金をもらわなくてもやっていけるんですが、立憲民主党や国民民主党は結局お金をどこからもらわないと成立しないんです。
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「俺たちはもらわないぜ、製品でやります」と言っても、残念ながら献金を持っている政党には勝てないんですよ。その後方宣伝にはお金が必要で、そのためお金を使える候補者の方がチラシを配れるし、有名俳優が応援に来るなど、結果として勝てないんです。
基本的には、資本主義と民主主義である限り、政治は「1人1票」で、資本主義ですとお金によって全てが決まるという構造は変わらないんですよ。中国の場合、実はそれをしなくて済むという構造があるんです。要は、中国は資本主義でありながら、短期のお金だけではない価値観で物事を決めたりするんですよね。
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錦島さんが「中国はガチガチに儲かる国にしよう」と言って今めちゃめちゃ儲かっていますが、これが良くないと言うと、中国は国の方向を変えることができるんです。個人の権利などはどうでもいいとし、個人の権利を侵害することも普通にやるので、例えば香港を没収するといったこともやります。
だから、社会システムとしては中国の方が長期的に持続可能だと思っています。僕は中国に住みたいとは思わないんですけど、社会システムとしては中国の方が持続可能なのかなと思います。つまり、僕が中国に住んだら早い時間に殺されるかもしれませんが、中国の仕組みや文化は、僕の寿命が変わるかもしれないけど、日本の寿命よりも長く残ると思います。
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