質問者:ぺんこたろ ¥320
石丸さんは若さ故当選すると嬉しいが石丸反対派が出てきている。若い政治家は応援したいがひろゆきさんは?
元動画:【part1】現実が辛いと研究・創作は捗る。Deck & Donohue IPAを呑みながら 2024/05/22 W21
https://www.youtube.com/watch?v=MgzBHGufufw
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石丸さんが若くして当選するのは嬉しいですが、石丸さんに反対する人が出てくるのは当然のことです。要するに、「若い人だから応援する」というポジションを取ったんですけど、逆に「若い人だからダメだ」という人たちが日本には多いんですよね。
日本の政治家の平均年齢が60歳を超えていると思うんですけど、基本的には60代、70代、80代の人たちが政治家をやるべきで、それ以外の人はまだ若すぎるから経験不足だよねと考える人が多いんです。
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今までの日本のやり方を続けた結果、経済成長が停滞しています。平成の時代には経済が下がり続け、実質賃金も下がり続けています。だからこそ、過去と同じことをするのではなく、今までやってこなかった新しいことをやるべきだと僕は考えています。
今まで通り自民党や公明党の政治家が同じことを続けてきた結果、日本全体が沈んでいるわけです。だから、経験があるから良いのではなく、むしろ経験がある人たちが同じことを続けようとするのは問題だと思います。
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そのため、新しいことをやろうとする若い人たちが嫌われるのは当然でしょう。反対派が出るのも仕方ないことですが、若い人が選挙に出て大きな票を得た場合、次の選挙では若い人を候補者として擁立しようという政党も出てくるでしょう。
例えば、和歌山県では80代の政治家よりも40代の人が出た方が良いという考え方もあり得ます。若い人が表を集めやすくなる構造が生まれれば、若い女性もさらに表を集めやすくなる可能性があります。
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40代の人たちには、友達や同級生が子育て中だったり共働きしていたりするので、保育園の問題や子育て世帯の現実が身近にあります。しかし、70代や80代の政治家にはそうした生活感が薄れてしまっているため、子育てや働く人たちの実態を理解するのが難しいです。
一方で、高齢の政治家たちは資産形成や遺産相続といった話題が中心になってしまいます。やはり、働く世代や子育て世帯の実態を知る人たちが政治を担うべきだと僕は思います。
(05:18)
もちろん、70代や80代でもそうした実態を理解できる人もいるかもしれませんが、現在の日本政府の政策を見る限り、残念ながら働く人たちから搾取することしか考えていないように見えます。社会保険料が上がり続け、大学生の多くが奨学金という借金を抱え、30歳を超えてやっと借金を返し終えたころには高齢出産となってしまう現状があります。
(06:24)
女性議員が自民党に入っても、結果的には男性優位の政策を支持せざるを得ない状況があります。自民党の体制が変わらない限り、女性の権利や多様性を重視する政策は実現しにくいのです。
例えば、小野田さんのように優秀な女性議員がいても、公明党と仲良くしなければならない自民党の体制では、彼女の意見が反映されることは難しいでしょう。
(07:26)
比例代表制の問題もあります。自民党の比例代表リストに名前が載っているだけで、選挙区で落選しても比例で当選してしまうことがあります。これは国民が政治家を選ばない選択肢を持てないという問題を生んでいます。
比例代表制は、ある意味で滑り止めのような存在で、選挙区での落選があっても政治家になれる可能性があるため、選挙制度自体に問題があると感じます。
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杉田水脈さんのような人物は、個人として支持されていなくても、比例代表制度のおかげで国会議員になれてしまう典型例です。自民党という政党名に票が集まることで、リストの上位にいる彼女が議員になるという仕組みです。
比例代表制によって、個人として支持されていなくても、尖った意見を持つ人物が国会議員になる可能性があります。これはある意味、”へずまりゅう”さん的な存在だと僕は思っています。
(09:38)
杉田水脈さんの発言や行動は、少数民族への差別的な発言が問題視され、法務局の人権委員会から注意を受けることもありました。しかし、彼女はそれについて全く反省せず、むしろそのような発言を歓迎する一部の層に支持されています。
そうした差別的な発言を繰り返す人たちが、比例代表制によって国会議員になる現状があり、これは日本の選挙制度の一つの問題点です。
(10:44)
比例代表制は、特定の思想や尖った意見を持つ人が議員になるための道を開いています。選挙区で落選しても比例で当選してしまうという状況が続く限り、国民がその人物を政治家にしないという選択肢を持つことが難しいのです。
比例代表制で当選した人たちは、選挙区での支持を得ていないにもかかわらず、国政に参加できてしまう。これは、選挙制度の大きな問題です。
(12:53)
比例代表制の利点もありますが、問題点も多いです。尖った意見を持つ人物が比例で当選することが多く、選挙区で支持を得られない人でも、政党名だけで議員になれるという現状があります。
僕としては、選挙区で落選した人は比例でも当選できないようにすべきだと思っています。比例代表制によって滑り止めのような安全牌がある現状は、選挙の本来の目的を歪めていると感じます。
(15:04)
比例代表制では、人間として好かれなくても、その人の思想や政策を支持する一部の層から票を集めることができてしまいます。これは、選挙制度の仕組みとしては理解できますが、果たしてそれが健全な政治を実現するための制度なのかどうかは疑問です。
このような選挙制度の問題も含めて、今後の日本の政治について議論していく必要があると思います。
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